Consultation content

普段からあまり仕事の話をしない夫が、突然リストラされたという知らせを受けたとき、私はまるで目の前が真っ白になるような感覚に襲われました。家計の大部分を占めていた住宅ローンの支払いが滞るのは避けられず、気が付けば半年以上が経過し、競売の申立通知書が届く事態にまで至りました。

夫とは今後について何度も相談しようと試みましたが、夫は自暴自棄になり、生活費を稼ぐという口実でギャンブルに依存するようになりました。その結果、わずかに残っていた貯金も減少していくばかりでした。私は自分がしっかりしなければと考え、子供たちと話し合った結果、離婚し、3人で暮らしていくことを決断しました。

その後、住宅ローンの滞納が続くとどうなるのか、また連帯保証人としての責任や任意売却について調べる中で、任意売却が急務だと痛感しました。数あるウェブサイトの中でも情報が豊富だった「Ptif株式会社」に相談することを決めました。

 

Solution response

鈴木さんは、夫を頼ることができない状況の中で、一人で本当に大変な思いをしていらっしゃいました。住宅ローン破綻に直面した多くの方々が心に大きなダメージを負うのと同様に、江崎さんも深刻なストレスを抱えていました。私たち任意売却ヘルプセンターは、まずご相談者さまの心のケアを最優先とし、お話をじっくりとお聞きすることから始めました。

鈴木さんからも最初に心にためていたことや今後の考えをお聞きし、その上で任意売却の手続きと引っ越し費用の確保、さらには同じ学区内での新たな物件の確保といった具体的な対応を進めていくこととなりました。

任意売却を開始するには、債務名義人である旦那様の合意が不可欠です。今回は、任意売却を行った後に離婚し別居することが江崎さんの前提条件でしたので、短期間で話をまとめるためにも私たちが間に入り、任意売却と離婚について旦那様にも納得していただくことができました。

任意売却に向けた交渉を進める中で、マンション管理費や修繕積立金も滞納されていたことが新たに発覚しました。これにより、マンション管理組合も交渉に加わる必要が生じ、当初想定していた以上に期間を要する結果となりましたが、競売の開札日2週間前というギリギリのタイミングで任意売却を成立させることができました。また、引っ越し費用として30万円を融通していただき、新しい生活をスタートするための準備を整えることができました。

 

thoughts

任意売却という選択肢を知ったとき、それは一筋の光明に感じられました。しかし、任意売却について調べれば調べるほど、自分一人では到底解決できない問題だと痛感し、専門家の力が必要だと思うようになりました。ptif株式会社に電話をしたときは、まさに藁にもすがる思いでしたが、担当してくださった上村さんは非常に丁寧に私の状況や希望を聞いてくださいました。振り返ってみると、この出会いがなければ任意売却が成功することはなかっただろうと思います。

今では、ご紹介いただいた賃貸物件に家族3人で安心して暮らせるようになり、何よりも大きな問題を抱えていないという心の余裕を取り戻せたことが、本当にうれしく感じています。